小野津幌川橋

haruitiban

2017年07月03日 07:00

2017年5月4日の橋めぐり1
 今年初めの頃まで2003年にめぐった橋を紹介してきたのだが、メインサイトの更新が遅々として進まぬことと、記憶がメモ等を見ても判然としなくなったのを言い訳に自然休筆となってしまった。
 春になって足がうずうずしてきたので、地図を眺めて「厚別川」を今年のテーマに据え行ってみることにした。移動の手段は公共交通機関と徒歩である。車を運転できなくなって遠方へは出れなくなったので、おのずと活動範囲は居住地札幌とその周辺が中心となる。サイトを「北海道の橋」と名付けてはいるが、まぁ仕方のないことと観念するしかない。
 さて、今年の最初はGW真っ最中の5月4日に厚別川支流の「小野津幌川」に出かけた。地下鉄・バスと乗り継いで野津幌川と分流する河口部から源流部まで歩いてみましょうという試みだ。
 バスから降りて、野津幌川の土手右岸を河口部目指して歩く。たどり着いてみれば河口と言うよりは沢水がチョロチョロ流れ出している感じ。ただ増水対応の護岸工事はしっかりされており、増水時はきつい流れになることが想像できる。そこでひとやすみしていると、遊んでいた子供が「おじさん何してるの???」と聞いてきた。日頃人のいない場所なので不思議なのだろう。昨今の風潮で、こちらから話かけると、ただの「怪しいおじさん」となってしまうので、ついうれしくなって「これから川の始まりのところまで歩いていくんだよ。」と答えると「へぇぇ遠いねぇ」と答えてくれた。地図と実際は違うのかも・・・と不安になった。
 最初に出会った橋が厚別通と交差する「小野津幌川橋」。漢字で書くと違和感は無いのだが、川の呼び方と橋の呼び方が違う。川の管理者と橋の管理者が違うのか・・・詳細は写真をご覧ください。のちのちこの事で少々混乱することになる。アイヌ語ではポン(小さいの意)ノッポロ川だろうとは思うのだが。・・・・続く


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